
いろいろな生き物が
地球に住んでいる
地球は 青く 美しい
生きているから
青く 美しく 見える
この星にあふれる、色彩と呼吸、感情
それにしても空の上の果てしなさといったら!
わたしはまだはじまったばかり
胸の鼓動 生きているという 実感
私たちのいのちは すぐに終わってしまうという
おののき 月のひかりを浴びながら
永遠!とつぶやいた
おさなどき
エイエンって何? むかし お母さんに聞きました
するとお母さんは ずっと あなたといることよ と
笑いながら言いました
きみがあんまりころころ笑うものだから
なんなら箸でもころがそうかときいたら
箸にも棒にもかからない棒渦巻銀河
と言って一人でウケている
ぼくは思わず天を仰いだ
どんぐり あちこち おちている
わたしを まよわせるように
ああ 雨あがりは いそがしい
タイプを 打っていると
わたしの手首に 軽く いとしい猫の手が
ちょこんとのって 休んでいる こんな時間が
ボクにあと 何年 残されているか
なんて 決して 思いわずらわない手だ
想像だけど 現実に
ここでたったのひとりになっちゃったらどうしよう
ひとりぼっちの世界を頭の中で描いてかき消す
地球上の人びとすべてが 手をつないだら
どのくらいの長さになるだろう
みんなの手と手が つながってると想像したら
心が ポッと
あたたかくなった
じてん車をこいで うちゅうまでひとっとびしたいな
火せい 水せい 木せいと
さい後に三日月のハンモックで ふわぁー大あくび
空のハープ 空のヴァイオリン
空のフルート の音が聞こえてきた
きっとソーラー楽団ね
わたしが思いきり拍手すると
しんと静かになってしまった
見上げると 白いフワフワがおちてきた
そっと 手にのせてみる
ようせいが おどっていた
ながれぼしは どこに おちるんだろう
海かな 草原かな 山かな
ながれぼしは おちて どうなるんだろう
きっと たねになって 土の中で そだつんだろうなぁ
どんな たねなのか 見てみたいなぁ
そうか 流れ星はタネだったのか 宇宙から
光のつばさにのって やってきた いのち
ぼくがニンゲンになる前のはるか大昔のこと
昔の記憶って 脳のどこかに
ほんとに しまわれてるのかな
それとも どこかそのへんを ただよっているのかな
みんなが忘れていたことを 宇宙のどこかで
だれかが思い出してくれたら うれしいな
思い出がよみがえるあの場所は とてもおちつく
いますぐ あの場所へ行きたい
そしてまた いちからやりなおそう
一から百までかぞえたら
ボクを追っかけてきても いいよ
走らなくても 大丈夫
見えなくったって 心配しないで いいよ
月の足跡は ずっとずっと のこっているから
サッちゃん!ってかけていきたいけど まわりをぐるぐる
「それが正しい宇宙のすがた でも いつか
かけていけるといいね 新しいきみの宇宙の始まり」
初めてあなたをみた時
ちらっとみえた
赤く長い線
ねぇ、なんの線
今はとっても短く赤い線
地球のど真ん中を走る道はあつい
虫、動物、踊り出す空気
僕のど真ん中にも赤道が走っている
砂漠のど真ん中にピンと立って
僕は日時計になった
太陽と逆方向の長い影が どんどん短くなってきて
一瞬見えなくなって また伸びていった
太陽が沈み いま僕は月時計になる
宇宙に満ちているのが くらやみであるのなら
蛍をいっぱいつけた縄とびを飛びながら昇っていこう
いのちの光を撒きながら
ガール、ガール、ガール来い
こっちの川はにーがいぞ
あっちの川はあーまいぞ
ボーイ、ボーイ、ボーイ来い
天の川まで、ふふ、あと何万光年かなあ?
そして私たちは岸辺にたたずむ
いまここに生きる喜びや悲しみを
寄せ来る波のひとつひとつにきらめかせながら